トヨタの社長もスズキの会長も縁もゆかりもないので
車の原価を聞くことは出来ません
当たり前ですが彼らが車の原価を口にすることもありません
だから誰も車の原価はわからないわけです
もしかするとお願いするとトヨタの社長はこそっと教えてくれるかもしれませんが
ということで私の経験から車の原価をまずは計算してみたいと思います
車の原価はだれもわかりません細かなところはご了承願います
トヨタでもスズキでも1点1点の部品まで製造していません
サプライヤーから供給なのですが
車の原価ということでそのあたりもひっくるめて原価をみてみたいです
メーカー
⇩
メーカー子会社
⇩
卸店
⇩
販売店
⇩
ユーザー
これがそっくり自動車メーカーに当てはまりませんが
OA機器メーカーでも文具でもこんなルートのパターンがよくあります
標準価格100万円の軽自動車で計算してみると
ユーザーは10%ほど値引きを勝ち取れるので
販売価格を90万円に設定します
販売店は60~70%前後の仕切値が多い
良く売るところはバックマージンがあるかもしれません
販促助成金っていう名目でしょうか
仮に68%だとすると
68万円
販売店は1台22万円ほど抜けます
ちょと軽自動車で儲け過ぎだと思うのでもう少し仕切値は高いのかも
卸店の仕切値は55~65%
この仮説でいくと100万円の半分は自動車メーカーが握っている
後は部品の仕入れ値や組み立てや諸々あるけど
車の原価はここでは20万円以下といえそう
トヨタの車の原価率は20%前後
粗利は30万円ほど
車種によっても違うだろうし
軽自動車、ハイブリッド車、高級車でも幅はある
そこに至る開発費なんかは目に見えにくい
ここで思うのがそんなに無いんじゃないって声も
しかし逆に下手したら10%ぐらいかもしれない
自動車産業ではないのですが
ある上場企業のサプライ品ですが
販売価格が4万円で定価販売が基本
原価がですが2%ぐらいの計算になった
販売店に60%で卸しているので
2万3千円ほどは粗利になるのですメーカーの
その商品の部品やサプライ品の原価は想像以下ってこともあります
これに関連すると自動車のオプションは儲けやすいハズ
純正カーナビでも値付けが元々高く見えますし
オプションをつけるとあっという間に50万円UPになります
これはメーカーも販売店もおいしいハズ
車の原価を想像しただけで仮に20万円の原価だから
21万円で売って下さいといってもどうにもならないけど
しかしやっぱり
車はお金と直結している
車は素のモデルからカスタムからトヨタだったらGRとグレードが幅広い
生活車から同僚の目、モテたい、かっこつけたい、欲しくなったのが高級車だと
人間模様が渦巻くこともありますが
そう考えると車って難しいですね
そして悩ましい
どこを優先するか考えたいですね
車はお金と直結と思ってますが
乗りたい車に乗るのが一番だとも思っていますよ